企業・サービス・プロダクトの立ち上げやリニューアルにおいて、パートナーと共に、その企業らしさが“くっきり”と立ち上がるブランドをつくります。老舗からスタートアップ、石鹸メーカーからジュエリーブランドまで、これまで、零細・中小企業を中心に、業種を問わず多様なパートナーに伴走してきました。その伴走の中で見えてきたのは、「具体を重ね、軸を育てる」という、従来とは少しちがうブランド開発のかたち。私たちはこの独自の手法を 「アジャイル型ブランド開発」 と名付け、実践しています。
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など

ブランドとしての“完璧な骨格”をつくることを目的とするのではなく、全体への作用を見据えながら、軽やかに“具体”(たとえば、VI、商品、パッケージ、店舗など)を立ち上げ、積み重ねていく。アジャイル型では、Fixedではなく、Flexibleな強さを備えたブランド像を目指します。あった方がいい程度の理念体系、実行なき仮説、運用しきれないルールなど、形だけになりがちな“抽象”は一度脇に置き、“具体”の連続の中で、本当に必要な“抽象”を醸成していきます。
| 従来型 | アジャイル型 | |
|---|---|---|
| ブランドとしての強度の質 | Fixed | Flexible |
| 変化や成長の起点 | 既存市場内での最適化 | 新たな具体の創出と実装 |
| 変化や成長の方向性 | 持続的拡大 | 非連続的成長 |
| ブランドの形成プロセス | 上流で構築・下流で展開 | 具体の集積の中で醸成 |
| チームの推進力の源泉 | トップダウンによる戦略や理念への“理解” | 具体を通して見えてくる方向性への“共感” |
| 初動の計画範囲・ボリューム | 重たい | 軽い |
| 成果が見えるまでの時間 | 長い | 短い |